寝室に時計がないのですが、寝る前のタブレットを辞めたせいで、
朝目が覚めた時に時間がわからず困っていました。
(目覚ましは早起きの時だけ使います。)
新しい置き時計でも買おうかと思ったのですが、
あまりものを増やしたくないので、
長いこと思い出の品としてしまってあった懐中時計を復活させることにしました。
「こじ開け」で裏蓋をこじ開ける
電池交換に持っていってもいいかと思ったのですが、
裏蓋を外すだけで交換できそうだったので、
「こじ開け」というそのまんまの名前の工具を買って、
自分で交換してみることにしました。
いろんな「こじ開け」があったのですが、
全体が金属製という見た目のかっこよさで選びました。
本体と裏蓋の間にほんのわずかに他の部分より隙間が広いところがあるので、
そこにこじ開けを差し込み、力を入れるとかぱっと外れました。
ちなみに本体の傷ははるか昔にマイナスドライバーなどで無理やりこじ開けようとした跡で、
今回の作業でついたものではありません。
他の方の作業を見ると、時計とこじ開けの間に、
薄いビニールやセロハンテープを挟んで保護しているようなので、
大切な時計の場合は注意して作業された方が良いと思います。
電池交換
こちらの方のブログに同じ機種の記事があったので、
開ける前に交換用電池の型番がわかり助かりました。
電池を交換し、裏蓋を閉め、無事時計が動くことを確認しました。
月、日、曜日、時間合わせ
この時計は、月と日にちと曜日を示す機能が付いていて、
手動で合わせなければいけません。
12月3日に電池交換作業をしたのですが、
なんと偶然にも12月3日で止まっていました!
が、曜日だけ違う!(当日は土曜日、時計は日曜日)
ということで、結局調整です。
竜頭が2段階で引けるようになっていて、
1段階目は日にちのみが動き、2段階目で時計の針が動き、
24時間回すと日にちと曜日が一日進みます。
24時間x6日分ひたすら回し続けて日曜から土曜まで移動し、
だいたいの時間に合わせておきます。
進んでしまった日にちを戻すために、
竜頭を1段階目に戻して日にちを合わせます。
最後にもう一度、竜頭を2段階目にして、
時間を合わせて完了です。
余談
この時計は、高校生になって腕時計が必要になったのですが、
金属アレルギーだったため、腕につけなくていい時計を探して、
見つけたものでした。
(今思えば女子高生が持つには渋すぎな気がしますが^^;)
携帯が普及して、時計を身につけることがなくなりましたが、
また時を刻んでくれるようになったので、
今度は家の中で、暫くお世話になりたいと思います。