PCリサイクルとは
※この記事は2019年8月に書かれたものです。情報が古い場合があります。
※2024.11.13 AcerサイトのURLが古かったため差し替えました。
2003年10月以降に発売されたパソコンやディスプレイには、
「PCリサイクルマーク」が貼付されるようになりました。
これが貼られていることによって、
処分したいときに、無料で回収してもらえます。
2003年9月以前の製品は1台3,000円+税がかかります。
Acerの液晶ディスプレイの回収手続き
今回、2008年製のAcerのディスプレイを処分しようと思い、
「Acer PCリサイクル」で検索したところ、
下記のサイトが見つかりました。
PCリサイクルマークのチェック
2008年製なので、おそらく大丈夫だろうと思ったのですが、
念のため本体の裏を見ると、どこにもPCリサイクルマークがありません。
少し調べてみると、LG製品では、
マークのシールを取り寄せることができるらしいのです。
ということは、マークがなくても無償回収対象の可能性があるのではと、
Acerに電話で問い合わせてみました。
PCリサイクルマークがなくても大丈夫だった
ディスプレイの型番とシリアルナンバーを伝えると、
無償で回収してくれるとのこと。電話して良かった!
回収までの流れは以下のような感じです。
- Acerのお問い合わせ先(パソコンリサイクル受付センター)に電話し、PCリサイクルマークがないことを伝える
https://www.acer.com/jp-ja/support/recycle/contacts - 型番とシリアルナンバーを伝え、Acer側で確認できると無償回収対象になる
- 一般社団法人3R推進協会のサイトを案内されるので申し込み
https://www.pc3rsupport.jp/home/pc_recycle_01.html?m_cd=J61
※製品メーカーは「日本エイサー」、PCリサイクルマークの有無では「PCリサイクルマークなし」を選んでくださいとのことでした。
エコゆうパック伝票等が届く
数日後、パソコン3R推進協会から封書が送られてきました。
中身は、以下の3点でした。
- お申込み内容確認書
- 使用済みパソコン排出手順書
- エコゆうパック輸送伝票
有償回収の場合は、先に料金支払い用紙が郵送されてくるようです。
梱包
使用済みパソコン排出手順書に従い梱包します。
梱包はダンボールでも厚めのビニール袋でもいいとのこと。
配送
着払い伝票なので、配送料はかかりません。
日本郵政 集荷受付センターに電話して集荷してもらうか、
最寄りの郵便局に持ち込みます。
お申込み内容確認書に記載されている日付
(メーカーサイトで回収の手続きをした日)から、
30日が伝票の有効期限です。
海外メーカーの製品の扱い
今回、PCリサイクルマークが付いていないAcerのディスプレイを、
無事無償回収してもらえました。
海外メーカーの製品には、
PCリサイクルマークが付いていないことが多いのかも知れません。
それでも、日本Acer、LG Electronics Japan、サムスン電子ジャパン、
日本HP、ベンキュージャパン、レノボ・ジャパンなどの
日本法人があるメーカーでは、2003年10月以降の製品であれば、
マークがなくても無償回収になるものが多いのではないかと思います。
日本で流通した製品のみ対象、購入日がわかる書類が必要など、
それぞれのメーカーにより対応は異なるようですので、
メーカーサイトでご確認ください。