毎月、その月をテーマにピアスを作っていますが、
ピアスホールの調子が良くないので、どうしようか悩んだ末、
今月はピンバッジに仕上げることにしました。
(もしかしたら今後もピンバッジになるかもしれません。)
「夏」っぽいものということで、かき氷とかき氷の旗(氷旗)にしました。
完成サイズは、かき氷が高さ約1.5cm、氷旗が高さ約2cm(紐を除く)です。
材料
かき氷:
石粉粘土、おゆまる的なもの(おゆプラ)、レジン
氷旗:
石粉粘土、爪楊枝、ミシン糸(コーディングにレジン)
作り方
粘土で容器と旗を作る
石粉粘土で容器と旗を作ります。
かき氷の容器は、円形の底と側面になる長方形を別に作り、
端を斜めにカットしてつなげました。
下が細く上が広がっている形状になるはずでしたが、
あまり角度がつけられず、ほぼまっすぐになってしまいました。
側面の粘土が厚かったので、乾いてから内側を紙やすりでやすって、
縁が薄くなるようにしました。
着色
白いアクリル絵の具で全体を着色してから絵を描きます。
(上手く描けず、何度か白く塗りつぶして描き直しました。)
仕上げは艶ありニス一度塗りです。
旗の棒を作る
つまようじを旗の幅に合わせてカットして、紐を結ぶ溝を作ります。
旗にピンバイスで穴をあけポリエステルのミシン糸を通して結びます。
両側の紐を上部で一つに結んで氷旗は完成です。
(紐を結んだ後、強度を増すためにレジンを付けて固めました。)
かき氷部分を作る
かき氷のミニチュアを作っている方のブログや動画などを参考に、
家にあったおゆまる的なもの(ダイソーのおゆプラ)を削って作ることにしました。
おろし金で削るようなのですが、家にないので、
ダメもとで100番の紙やすりで削ってみました。
強く押し付けると大きいかすができてしまうので、
気長に優しめに削ったところ、上の写真ではわかりにくいですが、
レジンと混ぜると粗めの氷感が出ました。
レジンと混ぜたものを容器に詰めます。
まず色をつけずに詰めて一度硬化します。
その後、おゆプラ削りとレジンを混ぜたものに、
好きなシロップの色をつけて、上に盛って再度硬化します。
私はレジン用の着色剤を持っていないので、
アクリル絵の具を少量混ぜて色をつけましたが、
透明度のある綺麗な色が出せました。
最近こちらのアクリル絵の具を使い始めましたが、
テクスチャがやわらかくて使いやすいです。
完成
ピンバッジ加工前に、シルバニアファミリーの人形に持たせてみました。
(旗が小さめなのは、もともとピアスにしようと思っていたので、
バランス的にあまり大きくしたくなかったからです。)
ピンバッジの金具を付けて完成です。