10月のピンバッジは、ハロウィンガーランドを石塑粘土で作ってみました。
本物のガーランドのように、吊るされた感じを出したかったのですが、
いろいろとうまくいかない部分がたくさんありました。
一応は完成しましたが、完成品に致命的な欠陥があります。
反省を次回の作品に活かせればと思い、
作業工程で失敗した部分も含めて残しておこうと思います。
作り方
石塑粘土で成形
端に付ける用の、かぼちゃ・おばけ・コウモリは、大きさ1cmくらいで背面を平らに。
ガーランド用の三角は、大きさ8mmくらいで、
糸を通す穴を開けるため厚みを5mmにしました。
アクリル絵の具で着色
着色をするときは、100均の木製スティックに両面テープを貼り、
パーツを貼り付けると塗りやすいです。
失敗その1:両面テープに塗装を持っていかれる
表を塗り終わって裏を塗るときは、両面テープに貼りつけない方がいいです。
外すときにせっかくきれいに塗った表の塗装が剥げました。
→塗り直し。
パーツに穴を開ける
ピンバイスで側面に穴を開けます。
今回はこちらの0.7mmを使いました。
失敗その2:穴を開ける順番を間違える
ニスを塗る前に穴を開けたので、塗装が剥げました。
→塗り直し。
失敗その3:穴を開ける位置が悪い
穴を開ける位置が気持ち下だと、紐を通した時にバランスが崩れて、
きちんとした向きになってくれませんでした。
しかもニスを塗った後に気付く…
1つ1つ糸に通して確認し、バランスの悪いものは少し上に穴を開け直し、
もとの穴をアクリル絵の具で無理やり埋め、ニスを塗り直すという手間。
ニスを塗る
パーツにニスを塗ります。
これは問題なく。
糸を通す
ピンバイスで開けた穴に紐を通します。
今回は家にあった、ナイロン製のビーズステッチ糸(グレー)を使ってみました。
MIYUKI ミユキビーズステッチ糸 全18色[RPT]:ビーズ・パーツ・手芸総合店アウラ"]左右のパーツを付ける
糸の端に接着剤でパーツを付けます。
このパーツの裏にピンバッジの金具が付くので、
糸がパーツの下になるようにします。
金具を付ける
こちらも同じ接着剤で付けました。
強度が必要なので、24時間以上しっかり乾かします。
完成【反省点】
一見かわいらしくできたように見えます。
が・・・
鞄などに付けるときに、ガーランド部分の向きがばらばらなので、
ひとつひとつ向きを変えてあげないといけません。
そして付けたときに向きを直しても、
鞄に付けたまま歩いていると、またひっくり返ってしまいます。
普通のガーランドは紐部分に旗が固定されているような気がするので、
もう少し厚みを減らして、背面か上部に糸を接着してしまう方が良さそうです。
そもそも厚みがいらないのであれば、
素材がプラバンの方が作りやすいのではとも思いました。
2021.10.29追記
ガーランドのパーツの間の糸の部分に接着剤を少し付けて、
ひっくり返らないように改良しました。
おまけ
恒例のシルバニアファミリーとのサイズ感はこんな感じです。
おまけ2
パーツが余ったので、ピアスも作りました。