ミニチュア「裁縫部屋」飾り棚と小物の作り方

miniature sewing room

先日完成した「裁縫部屋」ミニチュアボックスのパーツの制作過程を、
ご紹介していきたいと思います。
(ミシン台と付属パーツは自作ではなく、初期シルバニアファミリーの家具です。)

ボックス全体についてはこちらの記事に写真を載せています。

ミニチュアボックス「裁縫部屋」
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今回は飾り棚と小物の作り方です。

飾り棚

ミニチュア壁面棚の作り方①

ホームセンターで買った桧の工作材(2mm厚)をカットします。
完成サイズは50mmx30mmx10mm。

ミニチュア壁面棚の作り方②

ボンドで接着。(ちょっとずれてますね…やすりがけも甘かった…)

ミニチュア壁面棚の作り方③

乾いたらアクリル絵の具で着色します。

毛糸玉

毛糸玉は、ダイソーのレース糸をぐるぐる巻いたものです。
ティッシュを小さく丸めたものを芯にして、
適宜ボンドをつけながら巻きました。

ミニチュアの毛糸玉

刺繍糸

ミニチュア刺繍糸の作り方①

刺繍糸は、本物の刺繍糸を2本取りにして定規に数周巻きつけます。
この時、少し端を余らせておくと巻きやすいです。

ちなみにダイソーの刺繍糸はゴワゴワしていて扱いづらいので、
手芸店で買ったものを使用しています。

ミニチュア刺繍糸の作り方②

1本取りの糸で上下2箇所を結びます。

ミニチュア刺繍糸の作り方③

結んで余分な部分を切って完成。

ちなみに、売っている状態をイメージして、
結んだ部分を紙を巻いてみましたが、
微妙な感じだったのでボツになりました。

ミニチュア刺繍糸ボツ作品
ボツ

アルミケース

ミニチュアアルミケースの作り方①

アルミケースは0.3mm厚のアルミ板を使いました。
ケース部分は20mmx8mm、切り出しサイズは28mmx14mm、
蓋の部分は24mmx10mm、切り出しサイズは30mmx14mmです。

高さはそれぞれ、3mmと2mmですが、
ケースの端は折り込みを考慮して、
長辺はそのままの値、短辺は+1mmにしています。

ミニチュアアルミケースの作り方②

完成サイズにけがき、青い印の部分は切り込みを入れます。

ミニチュアアルミケースの作り方③

ペンチで長辺を90度に立てます。

ミニチュアアルミケースの作り方④

次に、切り込み部分を90度折り込みます。

ミニチュアアルミケースの作り方⑤

最後に、短辺を90度に立てます。
短辺がはみ出たら、カットして高さを揃えます。

ミニチュアアルミケースの作り方⑥完成

刺繍糸を入れて完成。

蓋はギリギリで開けにくくならないよう大きめにしたので、
ゆるく被せてあるだけのような感じです。
しっかり嵌めたい場合は、蓋をもう一回り小さくしてもいいかもしれません。

サイズを変えたらお弁当箱などにも使えそうかなと思います。

切った後の処理は特にしていませんが、
手が切れそうで危ないといった感じはありません。
ただ、お子様が触るような場合はお気をつけいただければと思います。

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