こぢんまりとした黄色い花を季節問わず咲かせるノボロギク。
ノボロギク
和名 | ノボロギク(野襤褸菊) |
英名 | Common groundsel |
分類 | キク科ノボロギク属の一年草 |
花の特徴 | 花の色:黄色、大きさ:頭状花の集まり。まとまって直径5mmくらい |
開花時期 | 通年 |
花
小さな細長い筒状花が総苞片(そうほうへん)と呼ばれる花の集まりを保護するために
葉が変形した部分に包まれ、上の方だけが見えている状態です。
通常イメージするような花びら(舌状花)がないため、
開花していないように見えますが、これが開花状態です。
(調べる前まではこれがつぼみの状態だと勘違いしていて、
咲いているのを見たことないなぁと思っていました^^;)
綿毛になった状態はこちら。
葉
総苞片の根元の部分を小苞片(しょうほうへん)と言います。
3月の写真では総苞片と小苞片の先は黒っぽくなっていますが、
6月の写真では、緑色のままでした。
夏は黒っぽくならないようなのですが、
季節ごとにもう少し観察してみたいと思います。
また、葉は春菊に似ていますが有毒とのこと。
くれぐれも口に入れないようご注意ください。