【春~初夏の雑草】ヒメオドリコソウと似てる?春の七草とは違う?-ホトケノザ

ホトケノザ
5月下旬、Olympus OM-D E-M10MarkII で撮影。

ホトケノザ

春の比較的早い時期から見かける花に、ホトケノザ(仏の座)があります。

和名 ホトケノザ(仏の座)
英名 Henbit
分類 シソ科オドリコソウ属の越年草
花の特徴 花の色:紫、大きさ:約2cm
開花時期 3月~6月

2020.5.29/2021.3.21
写真を追加しました。

ホトケノザの花
3月中旬、Olympus OM-D E-M10MarkII で撮影。
ホトケノザ
5月下旬、Olympus OM-D E-M10MarkII で撮影。

花やつぼみにも細かい毛が生えており、
濃いピンクのつぼみがポンポンみたいに見えます。

ヒメオドリコソウとの比較

左:ヒメオドリコソウ 右:ホトケノザ
3月中旬、Olympus OM-D E-M10MarkII で撮影。
左:ヒメオドリコソウ 右:ホトケノザ

同じシソ科オドリコソウ属のヒメオドリコソウ(姫踊り子草)との
見分け方は次のような感じです。

  ホトケノザ ヒメオドリコソウ
開花時期 3月~6月 3月~6月
花の色 淡いピンク
花の形 2cmほどで細長い 1cmほど
葉の形 半円状で葉柄がない ハート形で葉柄がある
その他 上部の葉が紫っぽくなる

ホトケノザは、葉っぱが飛び飛びについているので、
茎が目立ち、シュッとしたイメージです。

ヒメオドリコソウは、上の葉が下の葉に覆いかぶさるようにつき、
上部は茎が隠れ気味になるので、
どちらかというともっさりしたイメージで、
私は、いつもモリゾーを思い出してしまいます。

 

2021.3.21
花や葉を並べて比較した写真を掲載した記事はこちら

【初春~初夏の雑草】ヒメオドリコソウ-ホトケノザと写真で比較
3月中旬、iPhoneで撮影。 ヒメオドリコソウ ホトケノザと同じシソ科オドリコソウ属の仲間で、似た花を持つヒメオドリコソウ。 違いがわかりやすいように、並べて撮影したものも掲載しました。 和名 ヒメオドリコソウ(姫踊子草) 英名 Red ...

 

食べられるの?

ホトケノザ
5月下旬、Olympus OM-D E-M10MarkⅡ で撮影。

春の七草の1つに、ホトケノザがありますが、
このホトケノザはキク科ヤブタビラコ属の
「コオニタビラコ(小鬼田平子)」のことを指しています。

では、こちらのシソ科のホトケノザは食べられるのでしょうか。

外国では若い葉を食用にしたり、
薬草として使われていたこともあったようですので、
食べられないことはないと思います。

ただ薬効成分があるということですので、
多量に摂取するのは避けた方が良さそうです。

まあ、美味しかったら、日本でも食べられていると思いますので、
おそらく大して美味しくないのだと思いますので、
無理して食べることもないのではないでしょうか。

ちなみに、姪っ子がおもむろに花をむしって、
蜜を吸っておりました。

 

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