マツバウンラン
パステルカラーみたいな薄紫と白の花がかわいい、
オオバコ科のマツバウンラン(松葉海蘭)。
細い茎がスッと立って、上の方に1cmくらいの花をつけます。
葉っぱはその名の通り松の葉のように細く小さいです。
和名 | マツバウンラン(松葉海蘭) |
英名 | Canada Toadflax |
分類 | オオバコ科マツバウンラン属の越年草 |
花の特徴 | 花の色:薄紫に白、大きさ:約1cm |
開花時期 | 4月~6月 |
2022.4.21追記
写真を差し替えました。
4月下旬に見つけたときは、
まだ2つくらいしか花が咲いておらず、背丈も低めでした。
5月上旬には、かなり成長していました。
ウンランと名の付く別の雑草
「ウンラン」と名のつく雑草に、同じオオバコ科の
「ツタバウンラン(蔦葉海蘭)」があります。
どちらも海岸に生息する「ウンラン(海蘭)」に
花の形が似ていることから「~ウンラン」と名付けられました。
共通しているのは、花は大きく上下に分かれて、
真ん中は膨らみ、下は丸みを帯びて3つに、
上はうさぎの耳のように細長く2つに分かれていることです。
色は、マツバウンランが薄紫と白の二色に対して、
ツタバウンランは真ん中の盛り上がった部分に黄色が入り、
紫の部分にも濃い紫のすじのような模様が入るので、
同じような形でもだいぶ印象が違います。