【春~初夏の雑草】花も葉っぱも実も食べられる-カラスノエンドウ(ヤハズエンドウ)

カラスノエンドウ
3月下旬、Nikon D5100 で撮影。

ヤハズエンドウ(カラスノエンドウ)

学名はヤハズエンドウ(矢筈豌豆)。
でも、カラスノエンドウ(烏野豌豆)と呼ぶのが個人的には好きです。

和名ヤハズエンドウ(矢筈豌豆)
英名Common Vetch
分類マメ科ソラマメ属の越年草
花の特徴花の色:紫/白、大きさ:1.2cm~1.8cm
開花時期3月~6月

食べられる雑草

ヤハズエンドウ(カラスノエンドウ)
4月上旬、iPhoneで撮影。

春先に紫色の花をつけたカラスノエンドウ見かけると、
かわいい!とか、きれい!とかより、
やわらかそうでおいしそうだなぁと思ってしまいます。

これは以前、有川浩さんの「植物図鑑」という小説を読んでからなのですが、
主人公たちが雑草を摘んで食べていて、
カラスノエンドウについては次のように表現しています。

あれ(カラスノエンドウ)も若い葉をおひたしにって出てるけど、味も食感もあんまり特徴のない『草」だし。-有川浩『植物図鑑』

おいしいとは書かれていないのですが(笑)
他のおいしい雑草を食べたことのない自分にとっては、
「食べられる雑草」というイメージが強くなってしまいました。

 

2020.6.11 追記
天然生活のサイトでかわしまようこさんが美味しいと書いていらっしゃる記事を発見しました!

ヤハズエンドウ(カラスノエンドウ)
4月中旬、OLUMPUS OM-D E-M10MarkⅡで撮影。

実は育ちすぎると鞘が硬くなって食べにくいようなので、
若いうちにいただくのがいいようです。

 

ヤハズエンドウ(カラスノエンドウ)とツクシ
ツクシとカラスノエンドウ。3月下旬、Nikon D5100 で撮影。

ちなみにこのツクシも「植物図鑑」に出てきますが、
こちらも処理に手間がかかったり、
クセがない分特徴もないみたいな感じで、
この小説の中では特においしい雑草扱いではありませんでした。

他にもいろいろな雑草を食べているので、
興味のある方はぜひ読んでみてください。

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