クスダマツメクサ
コメツブツメクサ(米粒詰草)だと混同していたのが、
同じマメ科ジャクソウ属で、黄色い小さい花を咲かせる、
クスダマツメクサ(薬玉詰草)です。
和名 | クスダマツメクサ(薬玉詰草) |
英名 | Hop Trefoil |
分類 | マメ科シャジクソウ属の一年草 |
花の特徴 | 花の色:黄色、大きさ:1~2cm |
開花時期 | 春~夏 |
実を見るまで気が付かなかったのですが、
よくよく見ると、花なども少し違いました。
花の大きさ
次の写真、虫写ってます。苦手な方は拡大注意です。
コメツブツメクサの約7mmに対して、クスダメツメクサは1~2cmと大きく、
花びらの数もコメツブツメクサより多いです。
左下の花だとわかりやすいのですが、
受粉が終わった花は下を向いていくので、全体としては縦長のイメージです。
この形が、ビールの原料のホップの形に似ていることから、
ホップツメクサとも呼ばれています。
後ろの若い花の時も、中央がちょっとホップっぽいです。
果実
特徴的なのはやはり、花が咲き終わった後の実です。
コメツブツメクサもクスダマツメクサも、
シロツメクサと同様、咲き終わった花から下を向いていき実になります。
コメツブツメクサは花びらの数が少ないので、
ばらばらした感じになりますが、
クスダマツメクサは、下を向いた花びらが重なるので、
丸っぽい形状になります。
コメツブツメクサの記事はこちら
同じジャクソウ属のシロツメクサ、ムラサキツメクサの記事はこちら