【春~夏の雑草】コメツブツメクサだと思ったら違った!実を見れば違いがわかる-クスダマツメクサ

クスダメツメクサ
6月上旬、OLYMPUS OM-D E-M10MarkⅡで撮影。

クスダマツメクサ

コメツブツメクサ(米粒詰草)だと混同していたのが、
同じマメ科ジャクソウ属で、黄色い小さい花を咲かせる、
クスダマツメクサ(薬玉詰草)です。

和名 クスダマツメクサ(薬玉詰草)
英名 Hop Trefoil
分類 マメ科シャジクソウ属の一年草
花の特徴 花の色:黄色、大きさ:1~2cm
開花時期 春~夏

実を見るまで気が付かなかったのですが、
よくよく見ると、花なども少し違いました。

花の大きさ

次の写真、虫写ってます。苦手な方は拡大注意です。

クスダマツメクサ
6月上旬、OLYMPUS OM-D E-M10MarkⅡで撮影。

コメツブツメクサの約7mmに対して、クスダメツメクサは1~2cmと大きく、
花びらの数もコメツブツメクサより多いです。

左下の花だとわかりやすいのですが、
受粉が終わった花は下を向いていくので、全体としては縦長のイメージです。

この形が、ビールの原料のホップの形に似ていることから、
ホップツメクサとも呼ばれています。

クスダマツメクサ
6上旬、OLYMPUS OM-D E-M10MarkⅡで撮影。

後ろの若い花の時も、中央がちょっとホップっぽいです。

果実

クスダマツメクサの果実
6上旬、OLYMPUS OM-D E-M10MarkⅡで撮影。

特徴的なのはやはり、花が咲き終わった後の実です。

コメツブツメクサもクスダマツメクサも、
シロツメクサと同様、咲き終わった花から下を向いていき実になります。

コメツブツメクサは花びらの数が少ないので、
ばらばらした感じになりますが、
クスダマツメクサは、下を向いた花びらが重なるので、
丸っぽい形状になります。

コメツブツメクサ
コメツブツメクサ。4月下旬、OLYMPUS OM-D E-M10MarkⅡで撮影。
クスダマツメクサの果実
クスダマツメクサ。6上旬、OLYMPUS OM-D E-M10MarkⅡで撮影。

コメツブツメクサの記事はこちら

同じジャクソウ属のシロツメクサ、ムラサキツメクサの記事はこちら

 

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